時事So Long!

世の中をぶった斬る。斬ってみたらスイカみたいに美味しいかもしれないからーー。

なぜ私は矢口が嫌いなのに矢口を叩く人も嫌いなのか?

矢口真里が出演カップヌードルのCM、放送中止らしいですね。

矢口真里写真集 ヤグチ

殿(たけし)をもってしても、笑いにならないのは珍しいパターン。

ちょうど不倫に対する嫌悪感が最高潮な今というタイミングも悪かったのでしょう。

私も矢口は嫌い。見ているだけで腹が立つ。テレビに出ていると思わず消してしまう数少ないタレントの一人。

でも、今回のCMを見て、別に何も思わなかった。カップヌードルを買いたくないなんて思わなかった(もともと買わないけど)。

わざわざ「矢口を出すなんて許せない」と怒ってクレームを入れているのって、どんな人なんだろ。

とにかく正義感の塊。

ただ暇な人。

クレームを入れるのが楽しい。

矢口になんらかの恨みがある。

いろいろ理由はあるのだろうけど、なんというか気持ち悪い。田舎の閉鎖的な空間で村八分を先導しているおばさん連中のようにも思えるし、悪い新興宗教の熱心な信者のようにも感じる。

こうした人が私のまわりにいないから、どこかファンタジーの世界の住人のようで気味が悪い。怖いのだ。

そして、その人たちに共感できない最大の理由が、私はそこまで赤の他人に「熱く」なれないこと。矢口ごときに自分の時間を使いたくないし、使おうという発想すらない。

矢口がテレビに出るとチャンネルを消すのは、それが自分ごとだからだ。自分の時間が矢口によって嫌な気分にさせられるという明確な利害がある。

でも、矢口を叩いている人たちは、わざわざクレームとかの電話やメールを送ってるわけでしょ?

なんで、そこまでテレビタレントに「熱く」なれるのか。わざわざ貴重な時間を使って、能動的に矢口に時間を使っている人たち。

それが信じられないから、気持ち悪さを感じ、そして嫌いなのだろう。

ただ、同時に少しうらやましくもある。

自分と関係ないことに一生懸命になれる人たちなんだろーな、と思うと少し尊敬もする。私もそういう感覚を味わってみたい。

だから、その人たちと比べると、私は結局、自分のことしか考えていない、世の中に無関心なにんげんなのかもしれない。