ドラマ「火の粉」は面白いと感じるのは私が歳をとったからか?
大人の土ドラ「火の粉」が面白すぎる
ここ最近、ドラマなんて真面目に見ていなかったのだけど、ひょんなことからユースケサンタマリアと優香が主演の「火の粉」にハマってしまった。
ユースケ演じる一家殺害事件に無罪判決となった男とそれに巻き込まれる優香とその家族、というサスペンスものなのだが、いちいち演出が大げさで、それが逆に心地良い。
見た人はわかると思うが、ユースケの繰り返す「おいしくなーれ、おいしくなーれ」という不気味な料理シーン、スズメバチの入ったハチミツを何度もインサート、中絶の過去を隠していた優香が義祖母の墓参りに行くと水子地蔵が(怖すぎ!)とか、怖いというか悪趣味というか、おどろおどろしさ全開なのだけど、「お前ら、本当はこういうの好きなんだろ?」という狙いが見事に当たっている。「はい、大好きです!」
やるじゃん、フジテレビ!と思ったら、東海テレビによる制作だった。
東海テレビといえば昼ドラマのトップランカー。昼ドラマを見る主婦層は、今の時代、昼じゃなくて土曜日の夜こそがゴールデンタイムという戦略なのだろう。私は主婦じゃないけど、まんまとハマってしまい、もはや土曜日の夜が楽しみで仕方なくなっている。
大倉なんちゃらの腹の立つ旦那っぷりも、きっと奥様方の心を鷲掴みにしているはずだ。優香ちゃんがかわいそう。
しかし、こういうのが好きになっちゃった自分は歳をとったんだなーなんて気持ちにも。もはやキラキラした月9ドラマなんかより、ドロドロな土ドラ。
視聴率はよく知らないが、何パーセントだろうが、面白いものは面白い。
最近テレビドラマは景気の悪い話しか聞かないけど、これは話題になっていいくらい、視聴者のニーズを考えに考え抜いた良いパターンな気がする。

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10年ぶりにマクドナルドに行ってみた
ふと、気が向いたのでマクドナルドに立ち寄ってみたのだけど、考えてみると最後に行ったのは約10年前。
ダイエットのためにマック断ちする!
と10年前の私が言ったのかどうかは覚えていないけれど、特にマックに行きたいという欲求が起こらず、気がついたら、アイムラビンと無縁の人生を送っていた。
なぜ私はマクドナルドに行かなくなったのだろう?
高校生のころは、毎日のように友達と通っていたのに。私の地元にあったマクドナルドは当時「ドリンク飲み放題」だった。高校生でお金のなかった私たちは、ドリンクとみんなで1つだけポテトを頼み、それで3時間くらい居座っていた。
はっ、今気づいたのだけど、そういう私たちのような高校生のせいで、マクドナルドは不振になってしまったのかもしれない。
今さらながら、すみません!
でも、当時のマクドナルドは本当に私たちのオアシスだった。ウィーアーラビンだったのである。
それなのに、10年も行かなくなってしまった理由はなんだろう。
単純にハンバーガー欲がなくなった。
これはあると思う。大人になると、ハンバーガーのランクは急激に下がるという不思議な現象が起こる。
あれだけ好きだったのに、こんなに人気が下がってしまうのは、小学生の時に足が速いという理由だけでモテていた男子とハンバーガー、それとガブ飲みミルクコーヒーくらいだろう。
でも、ハンバーガーを10年間まったく食べなかったわけじゃない。
モスバーガーやフレッシュネスには何度も行っている。ロッテリアの絶品チーズバーガーにハマったこともあった。
マクドナルドよりも美味しいものがたくさんあることで、自然とマクドナルドの順位は下がり、ついには私の中でランク外になってしまった。私の胃袋の選択肢からマクドナルドが抜けてしまったのだ。
じゃあ、どうして高校生のころはあんなにマックラバーだったのか。その頃だってモスバーガーもあったじゃないか。ドムドムバーガーなんてイカすお店もあったけど、やっぱりマックが一番だった。
値段。
最終的に行かなくなった理由は、単純にこれにつきる。

私は今日、恵比寿の小洒落たレストランでお昼を食べたが、コーヒー付きの日替わりランチが850円。
一方、夕食にしたマクドナルドは、せっかくなのでグランドバーガーとかいうデカいのを頼んだら、ポテトとドリンク付きで890円。
なぜ今のマクドナルドはこんなに高いのか?
これじゃあ高校生にとって、マクドナルドはちょっとした贅沢じゃないか。マックはそんな気合を入れていく場所じゃないぞ。
高校生のとき、吉祥寺にシェーキーズというピザ屋があって、食べ放題でたしか1000円。私はお金がないなか、お財布と相談しながら、たまーの贅沢として気合を入れて友達と行ってたのだけど、現代っ子たちにとってマックはそんな感じの存在?
たしかに今日行ったマクドナルドに高校生客は1人もいなかった。
場所柄だったのかもしれないけど、サラリーマンと中国人観光客らしき集団ばかりだった。
高校生がわーきゃーしている場所。ママと子供がハッピーセットでハッピーになるところじゃない。それが私の中でのマクドナルドの勝手なイメージであり、大人になってから遠ざかっていた原因の1つでもあるのだけれど、それにしても高校生不在のマクドナルドは淋しすぎる。
10年ぶりに食べたマクドナルドのハンバーガー。もはやこんな大金を払って食べるようなものじゃないのはわかっているけれど、思いっきり頬張ってみる。
う、うめー!!
なんだろう。10年たっても変わらない味なのです。老舗の洋食屋さんのナポリタンとは違った意味で、進化していない、悪い意味で変わらない味だけれども、やっぱりマクドナルドって美味い。
人間の悪の部分を刺激するような、盗んだバイクで走りだしたり、悪そうなやつがだいたい友達になったり、ボディフィールズエグジットここからきっといつか動きたくなったり、とにかく青春の味。ジャンクな美味さでは、まだまだどこにも負けてない。10年ぶりのマクドナルド、うまし!!
そんなわけで、意外と美味しくまた10年たったら行こうと思ったのだけど、私がただただ願うのは、私のころのようにマクドナルドがまた高校生たちの聖域となってくれることなのである。
高校生が「毎日だり〜」と言いながらコーラをちゅうちゅうストローで吸ったり噛んだりしている。そんな光景こそが、マクドナルドのあるべきすがたなのじゃなかろうか。
というようなくだらんことを書くのが、今週のお題「私がブログを書く理由」
金もうけのためにブログをはじめたんじゃないぜ!
金もうけのためにブログを書くのはホントは嫌なのさ
はじめはすごく軽い気持ちだったんです。
ブログのことをもっと知りたい、Webに詳しくなりたい、どんな仕組みなのかを理解したい。そんな純粋な動機でした。
それに、みんながやっているって聞いて、もしかしたら当たり前のことなんじゃないかと、その時は思ったんです。
だからは私も始めてみました。
私の場合、わりとすぐに上手くいったんですよ。だから、どんどん手を出すようになって。それが幸せだったのか、それとも不幸だったのか。今ではよくわかりません
……アフィリエイト。
ブログを書くモチベーションを上げようとはじめたアフィリエイトでしたが、どんどんモチベーションは変化していきました。
ブログでもっと稼ぎたい!もっとお金がほしい!
決して悪いことじゃないと思うんです。だけど、私のなかで「どんなブログを書こうかな」と思い浮かべるとき、いままであった「面白いものを書きたい」という気持ちがどこか遠くへ行ってしまったのです。
もっと稼ぎたい!もっとお金がほしい!
成果発生しろ!成果確定しろ!
金もうけのためにブログをはじめたんじゃない。それなのに、いつしか私がブログを書く理由はまさに「金もうけ」一色になってしまっているのです。
ゆず & 寺岡呼人ユニット 金もうけのためにうまれたんじゃないぜ(忌野清志郎のカバー)
無我夢中でブログを楽しんでいたあの頃
大学生の頃、夢中でmixiに日記を書いていました。誰に読まれるわけでもないのに、朝から晩までせっせとどうでもいいことを書き殴っていた。
一銭にもならないのに私は何をしていたんだろう。今思い返すとそんな気持ちになって恥ずかしくなることもあります。
だけど、同時に思うのです。
私の書いていた文章は確実に面白かった。少なくとも私の中では。何より私はすごく幸せでした。
私がブログを書く理由
私にとっての理由ってなんだろうと考えたとき、なぜだか忌野清志郎の曲が「ガタガタ、ベイベー」と頭の中に流れてきました。
「金もうけのために生まれたんじゃないぜ」
誰だってお金はほしいし、こんな歌を叫んでいた清志郎だってお金持ちだったのですけど、でも、少なくとも私が若い頃にブログを書いていた理由は絶対にお金もうけのためではなかった。ただただ、楽しい。それが最大の理由だったのです。
でも、いまは……お金のことしか考えていない
もはや私はただの金に目がくらんだ汚い豚です。
私には承認欲求のようなものもありませんので、PV数が増えたとか、読者が増えたとか、はてブが増えたとか、バズったとか、検索数が増えたとか、そんなことはどーでもいいのです。
ただ、儲けたい!
毎日、アフィリエイトでお小遣いがチャリンチャリンと入ってくるのがたまらなく嬉しい。今月はついに振込総額10万円になりました。働かないでお金が手に入ることに醜い笑みを浮かべている。
きっと資本主義が生み出した拝金クソ豚野郎なのです。
このままで本当にいいのだろうか
バリバリの女性パンクロックバンドとしてデビューしたのにもかかわらず
「きみの音楽はたしかに素晴らしいよ。でも、ちょっと何かが足りないんだよね。バンドなのはわかるけど、そうだなー、今で言うと西野カナ感とかいうか。そーいうのをもっと出してみようよ。もしくはAKBとかみたいに握手会してみる?ね、きみだってミリオン出したいでしょ?」
とレコード会社から言われて、結局お金になりそうな作品ばかりを出すようになってしまったような悲しさに包まれているのではないか。
……というよりも、そもそも私のブログに関してはプロじゃない。メジャーデビューしていない。稼いでいる額なんて、いつなくなるかもわからない、はした金。ブログは仕事じゃない。夢でもない。
私はブロガーという言葉が嫌いです。自分はブロガーだと思っていないし、単なる「日記書き子ちゃん」だと思っています。
そんな私は、お金のことなんて考えない方がやっぱりいいのです。お金が目的になっちゃっては、やっぱり楽しめない人間なのです。
うん、絶対そうだ。
「金もうけのために生きるのはいやなのさ」
なぜか頭の中に現れた忌野清志郎先生にそう言われたような気がしました。
私がブログを書く理由。
これからはもう一度、自分が楽しむためにブログを書いてみたい(日記に書けよといわれるかもしれないけど、日記は日記で付けてるんだよ)。もしかしたら誰かが私の文章で楽しんでくれるかもしれないですし。
そう心に誓いましたとさ。
今週のお題「私がブログを書く理由」
キミは「ルドルフとイッパイアッテナ」を読んだか?
ブックオフで児童書のコーナーをのぞいてみるのが楽しい。
子どもの頃に熱中した名作や珍作に出会うと、なんだか小学校以来すっかり忘れていた友達を街で偶然見かけたみたいな、不思議な感覚に包まれる。
この間、出会ったのがこの子。
ルドルフとイッパイアッテナという二匹の猫が登場する物語(タイトルのまんまじゃん!)なのだけど、この二匹のかけあいが子どもの頃、たまらなく面白かった。コミカルでアドベンチャーでヒューマンで(猫なのに)ちょっとシニカルなストーリー。
で、大人になった今、改めて読んでみると、案外「ちゃんと」楽しめる。私が小学校のころから頭の中身が変わっていないのでは……きっとなく、きちんと大人でも楽しめる物語になっているからちょっと驚き。
最初のうちは、児童書ならではの文字級数のデカさと、ルビの多さに読みづらさを感じるけれど、慣れてしまえば途中からは気にならなくなった。
意外と、いまのアラサーやアラフォー世代に向けて、「もう一度読みたい児童書シリーズ」を大人用に小さな級数とルビなしで出版してくれたら、買ってしまうかもしれない。
ズッコケ三人組とか読みたいな。出版社の方々、スマホ向けの電子書籍なんかでどーですか?
特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
寄付額が2倍になる!アフィリエイト売り上げを使った被災地への募金
私は普段、A8.netやmoba8.netのアフィリエイトをメインにして毎日の成果が発生するたびにニヤニヤ笑顔を浮かべているゲスな人間なのですが、このアフィリエイトでの売り上げを緊急支援募金に寄付できることを知ったので、少ないながらも寄付することにしてみました。
↑これ、単なるリンク先なのでご安心ください。クリックしても私の売り上げになったりはしません。
私が指定した金額と同じ額をファンコミュニケーションズが上乗せして、日本赤十字社を通して、募金にまわるのだとか。
つまり1000円なら2000円、10,000円なら20000円…自分の額の2倍が募金されることになるそう。10円からも寄付できますよ。
ブログで楽して稼いだお金も、お金はお金。今、被災地の方達に急いで何が必要か。その中には、きっとお金が含まれるのではないでしょうか。
と、チャリティー論をあれこれ書くと誰かの迷惑になっちゃうかもしれませんので、多くは書きませんが、こんな取り組みもしていますということを伝えたくて、書いてみました。
もしも私と同じように普段からアフィリエイトを使っている人がいたら、ぜひ!
「海猿」を面白いという奴=映画オンチという風潮
映画好きって何でこんなにエラそうなのか
日本映画についての話が盛り上がっている。
お金を払っているのだから、好きな感想を言う権利が誰しもあると思います。辛辣な意見も目立つけど、みんなホントに映画を愛しているんだなー。
ふと思うのは「良い映画ってなんだろう」ということ。
例えば、好きな映画は?という質問に「海猿」って答えると、なんとなく「バカなんだな、こいつ」って、映画マニアたちはため息を漏らす。
ただ、もともとそのマニアたちに向けて作っていないんだろうから、良いかどうかもわからない。
ちなみに、私も「海猿、泣ける。ウエーイ」側の人間じゃないので、そもそも見ていない。なので、この映画がはたして本当に面白いのかつまらないのかはよく知らない。
大衆は大衆で良いのかもしれない
いわゆる「大衆映画」というものは、悪なのかというと疑問だったりもする。
踊る大走査線とか、三谷幸喜が監督してたり、香取慎吾ちゃんが出ていたりすると、なんとなくダメっていう雰囲気が出ているし、まー、実際に観たらつまらないものが多いと感じる人も多いのだろうけど、(やたらテレビ番組で宣伝するもの嫌悪感=さらにつまらないと言いたくなる理由となる)
一方で、面白いと思う人もいるわけで、そういう人たちを満足させているなら、良い映画なのかもしれない。
映画とはちょっと違う話になっちゃうのだけど、私はかつて作家の石田衣良が好きだった。いまとなってはちょっと恥ずかしい。なんか好きだった自分がダサいのだ。
ただ、私の知り合いに、大手出版社の編集だったおじいちゃんがいて、すでに退職していて70歳なのだけど、彼はとにかく古今東西の本に精通していた。で、私が恥ずかしそうに石田衣良が好きだったことを告白すると、「あれはあれで面白い。若者が何を求めているか、何を考えているかを描いている」みたいなことをペラペラと語り始めた。
これまでおじいちゃんから薦められた本が、どれもマニアックだったり、ベストセラーとはかけ離れたれたものばかりだったから「こんな大衆的なものも読んでたんだ」というのは正直、驚きだった。
というエピソードもあって、私としてはどんな映画でも小説でも大衆的かどうかではなく、「面白そうかつまらなそうかは自分で判断する」ということを実践しているつもり。とはいえ、やっぱり海猿とか三谷幸喜のをわざわざ観ようと思わない。
じゃあ、お前は何が好きなんだ?と言われると困ってしまうのだけど、個人的なベスト3は
うーん、超がつくほど大衆的でもなく、かといってサブカルとも呼べない、中途半端な作品ばかり。なんか私自身の浅さや中途半端さが現れている気がする。
でも、自分が面白いと思うのだから、この作品たちは面白い。それは間違いない。
死んだように生きている人に聴いてもらいたい曲5選
もう一度、生きてみようと思う
なんで自分は生きているのだろう。これじゃあ死んでいるのと変わらないじゃないか。
そんなことを考えた時に、聴いてもらいたい曲。
僕は死ぬように生きていたくはない!
生きる屍 さようなら
遺影!遺影!
たとえ200年生きれても意味なんてないのさ
てめーらブッイキス!!
スポーツ選手は「聖人」であるべきなのか?「悪人」じゃダメなのか?
性格悪いけど、すごいやつだっている
バトミントン選手がカジノにハマってた問題で、「荒れた私生活。パチンコやキャバクラ通い」みたいな記事を見かけました。
私はパチンコは違法だと、散々このブログで書いてますが、別にパチンコをやる人自体は非難しませんし、お店が街中に普通にある以上、ごく当たり前のことだと思っています。
なので、バトミントン選手のパチンコやキャバクラ通いに関して「荒れた私生活」みたいなことをいうのはちょっと違うんじゃないかと。いまどき健康な男子なら誰だって行くんじゃないの?
なぜ、みなさんスポーツ選手に対して「クリーンさ」を求めるのでしょう。
遊びや恋愛には目もくれず、とにかくスポーツだけに打ち込んで、努力に努力を重ねて、成功した人。それがスポーツ選手の正しい姿だ。
これが正論になっている気がするのは私だけ?
だけど、例えば、女ったらしで酒が大好き、タバコも吸うし、毎晩のように豪遊している金遣いの荒い、そして練習も嫌いプロ野球選手。でも、毎年必ず40本ホームランを打つ人がいたとして、彼は素晴らしいバッターでしょうか。
私は間違いなく素晴らしいバッターだと思います。
スポーツ選手に「過程」は関係ない。「結果」を残した人が評価されるべきです。スポーツマンシップをプライベートに持ち込むな!
そもそもスポーツ選手なんて、みんな性格悪いのでは?
逆の考え方もあると思います。
プロの世界で活躍するような、負けず嫌いな人が、性格が良いわけないというのが私の(偏見かもしれませんが)持論です。
誰かを蹴落とさないとやっていけない中で、良い人でいられるわけがない。
真央ちゃんだって、錦織くんだって、五郎丸選手だって、爽やかなイメージだけど、きっと悪魔のような一面も持っている。
イチローなんて、絶対に友達だったらイヤな奴ですよ。
だから、彼ら彼女らに、国民栄誉賞をあげるのってちがうんじゃないか。
どんな性格だろうと、素晴らしいプレーを見せてくれる選手は賞賛されるべき。ですが、それはあくまでスポーツの中の話である、とも思うのです。
小説家もミュージシャンも俳優も「アーティスト」は悪人でいい
最近、流行りの不倫騒動についても思うことがあります。
ゲスの極み乙女のボーカルが不倫しようが、彼の音楽評価とは関係ない。もしも不倫を歌って、それがとんでもなく感動できるのなら、それが私たちにとっての評価となる。
お笑い芸人だって、面白ければ女房を泣かしたっていいはずです。
小説家も俳優も、別に悪人でかまわない。怖い団体に所属していようが、過去に人をあやめていようが、その人が生み出す「作品」に私たちは目を向けるべきであって、その人がプライベートで良い人かどうかなんて、本当にどーでもいいことなんです。
(そして、これも偏見でしょうが、絶対に悪い人の作るもののほうが面白い)
ただし、矢口とベッキー、てめーらはダメだ!
スポーツ選手から、小説家やミュージシャンなどを例に出しましたが、これは何か「作品」を生み出すアーティストだけに限った話。
タレントは人気商売。
だから、ベッキーや矢口が叩かれるのは仕方がない。まー、個人的には彼女たちのトークが面白ければ、全然かまわないとも思うのですが。

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今回のバトミントン選手の事件、違法カジノに行ってたんだから犯罪ですよね。なんで捕まらないのかよくわからないのですが(不起訴ってやつ?)、自首して裁判して、どうにかなって、罪を償うなり、なんらかのペナルティを受けて、それで終わりでいいのではないでしょうか。
その上で、オリンピックに出る実力があるなら出せばよい。
子供に悪影響なんて意見もありそうですけど、子供のほうこそ、ちゃんとプレーで選手を評価してますよ、きっと。
そんなふうに思うのって、私だけ?
なぜ私は矢口が嫌いなのに矢口を叩く人も嫌いなのか?
矢口真里が出演カップヌードルのCM、放送中止らしいですね。

殿(たけし)をもってしても、笑いにならないのは珍しいパターン。
ちょうど不倫に対する嫌悪感が最高潮な今というタイミングも悪かったのでしょう。
私も矢口は嫌い。見ているだけで腹が立つ。テレビに出ていると思わず消してしまう数少ないタレントの一人。
でも、今回のCMを見て、別に何も思わなかった。カップヌードルを買いたくないなんて思わなかった(もともと買わないけど)。
わざわざ「矢口を出すなんて許せない」と怒ってクレームを入れているのって、どんな人なんだろ。
とにかく正義感の塊。
ただ暇な人。
クレームを入れるのが楽しい。
矢口になんらかの恨みがある。
いろいろ理由はあるのだろうけど、なんというか気持ち悪い。田舎の閉鎖的な空間で村八分を先導しているおばさん連中のようにも思えるし、悪い新興宗教の熱心な信者のようにも感じる。
こうした人が私のまわりにいないから、どこかファンタジーの世界の住人のようで気味が悪い。怖いのだ。
そして、その人たちに共感できない最大の理由が、私はそこまで赤の他人に「熱く」なれないこと。矢口ごときに自分の時間を使いたくないし、使おうという発想すらない。
矢口がテレビに出るとチャンネルを消すのは、それが自分ごとだからだ。自分の時間が矢口によって嫌な気分にさせられるという明確な利害がある。
でも、矢口を叩いている人たちは、わざわざクレームとかの電話やメールを送ってるわけでしょ?
なんで、そこまでテレビタレントに「熱く」なれるのか。わざわざ貴重な時間を使って、能動的に矢口に時間を使っている人たち。
それが信じられないから、気持ち悪さを感じ、そして嫌いなのだろう。
ただ、同時に少しうらやましくもある。
自分と関係ないことに一生懸命になれる人たちなんだろーな、と思うと少し尊敬もする。私もそういう感覚を味わってみたい。
だから、その人たちと比べると、私は結局、自分のことしか考えていない、世の中に無関心なにんげんなのかもしれない。
犬を犬と呼ぶけど、あいつら見た目が違いすぎるでしょ
犬って、どんな種類でも犬って呼んでいるけど、はたして本当にそれでいいのだろうか。犬と猫なら断然、犬派の私だけど、どうしてもそれだけが納得いかない。
例えばドーベルマンとチワワ、どう見たって違う生き物。
いやいや遺伝子的に同じだよ、とか、先祖をたどれば同じ生き物だった、っていうかもしれないけど、それは人間が勝手にあれこれと調べて決めつけたことに過ぎない。
問題なのは、犬たちがどう思っているか、なんじゃ?
ブルドッグとコリーが散歩中に目を合わせた時、本当にお互いを犬、つまりは同じ生き物として認識しているのだろうか。佐々木希とオカリナを比べるのとは次元の違う、ちょっと似てても出川哲朗と久保田利伸を比べるのとは次元の違う、犬たちはそれぞれを別の生き物に感じているのでは、と心配になる。
、、、ということを、この間、友達に話したら「雑種犬がいるくらいだから種類は違っても犬ってわかってるでしょ」とポツリ。
「恋をするんだから同じ生き物だよ」
あまりに正しすぎる答えに、私は言葉を失ってしまった。犬は犬と呼ばれているけど、あいつらはそれをちゃんとわかってるみたいだ。

これは間違って羊に恋しちゃったパターン。今週のお題「犬派? 猫派?」
ガチャ課金&パチンコ「1億総射幸心社会」からの卒業
なぜ日本人は射幸心に弱いのか
社会問題になっているガチャ課金。パチンコといい、なぜみんないつ出るかわからない、何百分の1とか何万分の1みたいなものにハマってしまうのか。
確かにおみくじで大吉が出れば誰だって嬉しい。でも、大吉が出るまで何回もおみくじを引くだろうか。ガチャ課金はそれに近い愚かさを感じる。
いやいや、ガチャはレアアイテムがほしいから、パチンコは儲けたいから、という理由があるから無駄に金をかけてるわけじゃない、なんてハマってる人たちはいうだろう。
でも、本当にそうなのだろうか。最終的には「スーパーレアが出た!」「やっと7が揃った!」というときに脳内からジュワッと出る怪しい分泌物を求めているだけで、ある意味、クスリに堕ちた清原と変わらない気がする。これが射幸心なのだと。
そして問題なのはそれがユーザー側が圧倒的に不利な条件で行われていることだ。1日に何万円も使って得られる(もしくは得られない)一瞬だけの快感。ゲーム会社やパチンコ屋がボロ儲けするだけ。なのにみんなドMなのか、それに気づいているのに、決して止めることはない。射幸心、おそるべし
何にお金を使おうが個人の勝手だと私は思うけれど、それにしてもバカらしい。10万円もガチャやパチンコに使うならPS4でもwiiでもいいから自分に一台買って、もう一台を息子や娘、甥っ子でも誰でもいいからプレゼントしてあげたらいいのに、と思う。一緒にゲームしたら楽しいよ、きっと。
でも、これは結果論。ハマってる最中はまさか自分が10万円も使うとは思わない。子供のことなんて考えてる余裕もない。とにかく当たれ当たれ当たれ!頭の中はそればかり。もう射幸心中毒。
だからこそ、あれこれと策を考えても仕方がない。もう「やめる」という選択肢しかないのだと思う。もはやこれ以上に最高の答えはない。
ガチャもパチンコも99パーセントの人が絶対に不幸になるとわかっているのだから、もう「やらない」ことしか幸せになる道はない。強い意志を持って卒業を決めること、一人一人がそうなれば、少しずつ日本という国は生きかえっていく気がする。
いや、ハッキリ言う。迷惑だから本当にやめてくれ!
と、みんながそんなふうに言っても結局はやめない中毒患者たち。だからハッキリ言う。先ほど個人が何に金を使おうが勝手と書いたけど、正直迷惑だ。もっと他のものに金を使ってくれ!私はもっとお金持ちになりたい。日本の景気が良くなってほしい。みんなが幸せになるためにも、今の何も循環しない世の中は回り回って私を不幸にする。ガチャもパチンコも一部の人しか幸せにならない。貴重なお金と時間はもっと違うものに使ってくれ。そうすれば少しでも景気回復して、私が今よりお金持ちになれる。私のためにどうかお願いします。無駄なことにお金を使うのは迷惑なのでやめてください。

今週のお題「卒業」
日本生きろ!だから日本はパチンコ卒業しろ!!!
生活保護でのパチンコ禁止議論は何かおかしい。
大分でのパチンコ常習者に生活保護費の減額するかどうか問題について、いろんな人がいろんな意見をあれこれと語っているけど何かおかしいと思うのは私だけでしょうか。個人的には生活保護費を何に使ったって構わないと思う。カラオケでストレス発散したり、たまには焼肉を食べたり、B級のゾンビ映画を見たり。人生には息抜きは必要だ。問題はそこじゃない。そもそもパチンコという誰が見てもギャンブルであるものが、いろんなズルい人たちのズルい方法によって許されている。たくさんのお金をもらっているからマスコミも政治家も誰も文句は言わずに結局はずっとなあなあになっている。でも、本来は今回の生活保護費パチンコに使っていいか問題で話し合うべきなのは「パチンコはギャンブルではないのか?」であるはず。なんで日本人はギャンブルに甘いのか。巨人の野球賭博や声出しも同じ。なんで全員逮捕しないのか。なぜ蛭子さんだけが逮捕されるのか。なんかズルいんですよ。そもそも私だってできることなら三店方式を使ってパチンコ屋さんを経営したいですよ。でも、なぜかそれをやると違法賭博になる。なんで?ホワイジャパニーズピーポー状態。どうして誰もおかしいと言わないの?絶対にマスコミも政治家も動かない。ズルい人たちばかりです、この国は。
ただ、マスコミも政治家も動かないけど、今はインターネットというものがある。私は今、こうしておかしいことにおかしいと言える。パチンコはおかしい!もしかしたらこれを読んだ人が1人でもパチンコを卒業してくれるかもしれない。これはきっとネットの正しい使い方のひとつだと思う。誰かが日本死ねと言ってたけど、私は日本生きろと思う。そのためにもパチンコは卒業したほうがいい。別に私は右翼でも左翼でもない。ただズルが嫌なのだ。そしてそのズルはいろんな人を不幸にしている。だからもう日本はパチンコを卒業しよう。別にお台場にカジノを作ったっていいと思う。でも、どの街にもギャンブル屋さんがあって老若男女が通うのはやっぱりおかしい。一部の人が儲けてたくさんの人が損をする。パチンコをやる人がいけないという意見もある。その通りだ。娯楽がなくなる?じゃあ散歩しよう。ATMとパチンコ屋を往復するんじゃなくて、商店街を歩いてみよう。美味しいパン屋さん、ラーメン屋さんに寄ろう。本屋さんで立ち読みして面白そうな小説を買おう。スナックでママを口説こう。イケメンがいる美容院で月に2回通おう。あなたたちのお金は何かに使ったって構わない。でも、きっとパチンコだけはきっと日本を良くしない。だからもう卒業しよう。
日本生きろ!だから日本はパチンコを卒業しろ!

今週のお題「卒業」
今でも高円寺に憧れてる若者っているのだろうか?
大学生のころ、私は高円寺に憧れておりました。
本好き、音楽好き、ファッション好き、珈琲好き、酒好き、、いろんな面白い人たちが集まる街。
見た目はオシャレなのに、みんなどこか意識は低そう。将来いい会社に入りたい、お金持ちになりたいからヒッチハイクをするんじゃなくて、例えば「シャツ一枚だと日本は寒いから」などという理由なき理由でふらっとインドに行く人たち。よーするにおバカさん。
そんな心地良さそうなイメージがあって、私もそんな一員になりたくて、高円寺に通った時期がありました。
あれから10数年ー。
思い出すと、ものすごく恥ずかしい気持ちになるのはしょうがないとして、ふと思うのは、今の若者たちの中にも高円寺に憧れているの人はいるのか?ということ。
よく、高円寺は変わってしまったというけど、そうじゃない。(だっていまだにスターバックスがない!)
世の中が変わってしまったのだと、私は思うのです。
景気が悪くて、先行きも見えない。がんばって働いても給料が少ないし、お金がないことが当たり前になって、生活に余裕がなくなっちゃった。
高円寺はある意味、ダメな人が集まる街。
でも、みんながダメになっちゃって、必死にダメな自分からなんとかして脱出しようとしている今、あえてダメな街に行く必然性が見当たらない。
もっと世の中に余裕ができて、自分以外のみんなが幸せを感じている時代に、「けっ、うかれやがって。でも、私はみんなとは違う」とちょっとやさぐれてしまったおバカでダメな人たちが、同じような人たちと一緒に笑顔でいられる場所。それが、きっと高円寺なのです。
そんな日はまた来るのかなー?みんな、早くもっと幸せになれ!

今週のお題「好きな街」
たまに見かける「薬局なのにタバコを売る店」の謎
なぜタバコを売る薬局が存在するのか?
薬局が多い街が好きです。
たぶん、おじいちゃんおばあちゃんが多いからなのか、ほんわかした商店街が多くて、そういう街を歩くとなんだか癒されます。
でも、そんな街でたまに見かけるのがタバコを売っている薬局。白衣を着たおじちゃんがマルボロやらメビウスやらのカートンをせっせと開けています。
立ち止まって覗いていると、おばあちゃんがVICSのど飴とセブンスターを買って、おじちゃんと談笑中。
はたして、客を健康にしたいのか、不健康にしたいのか。お店としてどういうスタンスなのかが気になります。
どうしてこの店はできたのか?
もともとタバコ屋さんだったけど、お客さんの健康を心配するあまり、薬局も開いてしまった心優しい店主かもしれない。
いやいや、あまりに繁盛しない薬局だったため、少しでも客の健康を悪化させるようにタバコ屋を開いたのかもしれない。
前者ならば深イイ話っぽいけど、でもやっぱり違和感は拭えません。
だって、例えるならスポーツジム内にラーメン二郎があるようなもの。ラーメン二郎ライザップ銀座店。痩せさせたいのか、太らせたいのか。
私は根性が曲がっているので、たぶん店主は金のためなら何でも売る「マッド薬剤師」なのではないか、きっと怪しいクスリも、、、なんて疑っているのですが、ただ嫌煙世代の私たちと違って、おじいちゃんおばあちゃんにとってはタバコだって人生の清涼剤。
なんだかんだで高齢者に優しいお店なんだろうなー、と思ったりもするのです。
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今週のお題「好きな街」
NHKという謎の闇金集団
受信料長州力サイトを閉鎖
本当に日本最大の謎ですね。NHK。なぜ観ている人全員から受信料を取れないのか。そして観ないという選択肢ができないのか。謎すぎる。
払ってないなら映さない。
それで良いのでは。よく民放とは違い、何かあったときにテレビがないとこまるというが、いまどきNHKしか映らない地域なんてあるのでしょうか?
払わない人のテレビはザーッってなるようにすればいいだけじゃん。
そんなのひどいっていうなら無料にすればいい。もしも災害があったなら、その時だけ無料放送すればいい。そのお金は私たちの寄付や税金使っていいから。
結局は国から金をせびり、それは我々国民の税金であり、なおかつ払え払えと言って無駄な金をまた使う。
本当に払うべきなのか多くの人が困惑したまま、何十年。まるで闇金。
払ってないなら映さない。
電気だってガスだってインターネットだって年金だって、払ってないなら使えない。
それでいいじゃないか。誰が困るというのか。
それはきっとNHKが困るのだろう。自分たちの1000万超の年収のためには、払ってないなら映さないは許さない。
ただただ、払え。
それに対して、不満はあっても誰も動かず、動けばおかしな人と思われる。それが当たり前の世の中になっている。でも、絶対におかしいのはNHKのほう。
謎すぎる。